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ディズニーランド物語―LA‐フロリダ‐東京‐パリ

ディズニーランド物語―LA‐フロリダ‐東京‐パリ

有馬 哲夫

ディズニーランド物語―LA‐フロリダ‐東京‐パリ

定価: ¥ 680

販売価格:

人気ランキング: 269370位

おすすめ度:

発売日: 2001-07

発売元: 日本経済新聞社

発送可能時期:



ディズニー社の歴史がわかります
本書は、ディズニーがテーマパークビジネスに乗り出してから、現在までの経過を説明してあります。東京ディズニーランドが作られるまでの紆余曲折(高橋政知の二十三年間の苦悩)とユーロディズニーランドの不調によって、ディズニー社はどう切り抜けるかというところが見所でしょうね。



デーマパークビジネスにディズニーが成功したことで、映画・テレビ番組、ディズニーグッツ、テーマパークの三位一体のビジネスができるようになった。お互いの事業がお互いの事業のシナジーを生み出している。テーマパークビジネスの難しいところは、テーマパーク建設が当初の予定通りにならないことと、事業の失敗がその事業自体に内包されていることと、需要予測の難しさ及び常に新しさを求める必要があることであろうか。



本書を読んでいくと、東京ディズニーランドは、リスクは負わずにロイヤリティをとるといううまい商売を行っている。そのことで、高橋政知は三井不動産をどうにか説得する。それに、千葉県が加担して、どうにかオープンにこぎつける。それで、東京ディズニーランドは大盛況である。その原因は、リピーターの存在である。リピーターをどう増やすかで、テーマパークビジネスの盛衰が決まるといっても過言ではない。



ディズニーの歴史を知る一冊
世界のディズニーランドオープンから現在までの経過をまとめた本。全体的に山場なく各章ごとに薦められているといった感じです。



ただ、東京ディズニーランド建設までの秘話などは読んでおく価値があります。担当者の壮絶な仕事ぶり。この人がいたからこそ今のディズニーランドがあります。



エンターテイメント業に関わる人は是非一読の価値あり。

ディズニーランドを知ることの意味
ディズニーランドの誕生から世界戦略を活劇のように描いた素晴らしい一冊だ。それ故にエンターテイメントをビジネスとする場合の守るべき価値を突きつけられるようでもある。
今世紀初頭は、様々なエンターテイメントの融合が試みられるだろう。地域活性にテーマパークを安易に取り入れたことへの精算を進めなければならない時にこそ、ウォルト・ディズニーの意志を知る必要がある。ディズニーランドは他のハリウッド系テーマパークと共にグローバル化の波に乗っている。その間隙にわが国のテーマパーク戦略がありそうな気がする。この本との出会いで、エンターテイメントのハイブリッドを意識するに至った。

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