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ディズニーランドの経済学 (朝日文庫)

ディズニーランドの経済学 (朝日文庫)

粟田 房穂

ディズニーランドの経済学 (朝日文庫)

定価: ¥ 504

販売価格: ¥ 504

人気ランキング: 96766位

おすすめ度:

発売日: 1987-02

発売元: 朝日新聞社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



身近でわかりやすい経済学ならコレ
多くのテーマパークや遊園地が閉鎖されている中で、勝ち残っている東京ディズニーリゾート。

その裏側を知ると共に、経済学も学べる・・・という楽しみながら経済を学べる一冊。

残念なことにちょっと昔の本なので、現在とは違う部分もある。

乗り物によってチケットを買わなければならなかった頃の本なので、大学生以下の子にはピンとこないかもしれない。

だが徹底したマニュアルと、レジャー意識の刺激の方法等今でも十分参考になる部分は多い。



今のディズニーリゾートは昔よりももっとあざとく金を稼ごうとしている部分が見え隠れしていて、あまりよろしくない。

この間ディズニーシーに行ったところ、テキヤのディズニー版みたいなものが出店されており、夢の国の雰囲気というより祭りの屋台の雰囲気だったのが非常に残念だった。

キャストの対応も昔の方が徹底していたように思う。

是非ディズニー関係者もこの本を読み直し、温故知新と頑張っていただきたい。

ディズニーランドと消費社会
 1940・1948年生まれの二人の朝日新聞の経済記者が、「感受性を駆使して」1984年に書き、1987年に加筆・文庫化した250頁程の本。1983年に開園した東京ディズニーランドは、外界と完全に遮断された異空間(米国風の居心地の良い夢の世界)を創り上げるべく、大掛かりな仕掛け(地下道など)と徹底してマニュアル化された演出(ただし陳腐化は回避)を用意した結果、幅広い世代の支持を集め、成功を収めた。著者たちによれば、その背景には日本の消費社会化=ソフト経済社会化(重厚長大から軽小短薄へ)があり、また「祭」のあり方の変質(商品化・ファッション化・まちづくりとの統合)があったという。40年代生まれの著者たちは、こうした社会変化とそれに対応したディズニーランドのあり方に対して、一定の違和感をも隠さない。地元との関係、オリエンタル社の経営内容、スポンサー企業との関係についても、データを明示して分析されている。読みやすく、また興味深い指摘が多々あり、『吉野家の経済学』と並んでお薦め。





ディズニーランド成功の裏側
本書は1987年に書かれた本であるが、現在もいまだディズニーランド(ディズニーリゾート)は一人勝ちを続けており、他を圧倒している。
なぜ、ディズニーランドがこれだけ強いのか、いろいろな視点で分析している。当初は、アメリカ式のサービスであるディズニーランドは日本では成功しないのでは、という声もあったが、実際は大成功である。実は日本人はこのようなサービスに飢えていたのかもしれない。
また、キャスト(従業員)の質が高い理由も触れている。質の高さの理由は、本書でも書かれているが、非常に洗練されたマニュアルとキャストをも魔法の世界に引き込んでモチベーションを挙げていることだろう。
そういう私もキャストとして、ディズニーマジックに引っかかってしまった一人である。

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