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「夢の王国」の光と影―東京ディズニーランドを創った男たち

「夢の王国」の光と影―東京ディズニーランドを創った男たち

野口 恒



定価: ¥ 1,631

販売価格:

人気ランキング: 72597位

おすすめ度:

発売日: 1991-11

発売元: 阪急コミュニケーションズ

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影の部分の努力でディズニーランドができた
東京ディズニーランドが実際にオープンするまでの話が詳細に書かれている。海の埋め立て、漁協との交渉、資金繰り、ディズニー社との交渉。どれをとっても非常に困難な課題をクリアして現在に至っていることが良くわかった。
無論、影の部分では、決して綺麗とは言えない事もあるようだが、それでも事業を成功させるまでの熱意には驚かされる
また、最初からパークの拡張を考えていた点は非常に先見の明があったと思う。ディズニーシー、イクスピアリなど今はテーマパークからテーマリゾートへと大きく発展している
また、本書を読んでディズニーランド(US)も参考としたデンマークのチボリ公園が非常に気になった。いつかは一度行ってみたい
それと、ディズニー社を激怒させたディズニーランドの劣化コピーと言われる某テーマパークがどこなのか、前から気になっていたのでこの本でこれを知ることができたのが収穫(実際、かなりパクリと言わざるを得ない)
しかし、影の舞台で努力した人々のお陰で、ディズニーランドを楽しめる。舞台裏の人たちにはほんとうにありがとうと伝えたい

プロジェクトXとしての東京ディズニーランド
 1960年7月のオリエンタルランド設立に始まり、浦安の港を埋め立て、アメリカ本土のディズニーと契約を結び、巨額の借金を背負いながらも、1983年に東京ディズニーランドをグランド・オープンさせるまでの経緯が人物を中心に描かれている。その経緯を追っていくと、日本におけるディズニーランド計画自体が、実現がほとんど不可能と思われるようなプロジェクトXであったことがわかる。 
 まず、アメリカのディズニー本社側の要求もちょっと考えられないくらい強気だった。入場料の10%(飲食・物販収入は5%)をロイヤリティー・フィーとして、いわば「上納」せよ、というのである(p244)。しかも、彼らはデザインや運営と言ったソフトウェアの部分は協力するが、莫大な費用のかかる土地代や施設ち?建設費などのいっさいの負担を断ってきた。
 また、オリエンタルランドの親会社である京成電鉄や三井不動産も途中から反対勢力にまわった。他にもさまざまな困難があった。それでも実現にこぎ着けたのは、時には無謀とも思えるような行動で周りをはらはらさせながらも、ひたすら実現に向けて動いた高橋政知という男の功績のようだ。
 この本は関係者への数多くのインタビューを中心に構成されたもののような印象を受けた。当時の人々の見解や感想などの中に、興味深いものが多々あった。また、ディズニーの海外進出の第一の足場として日本が急に浮上してきた経緯や理由を知るのにも大いに役立つ。

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